タイ発電公社とのカーボンニュートラル技術相互協力覚書の締結について
2021年12月21日
東京電力ホールディングス株式会社
昨日、当社は、タイ発電公社(以下、EGAT)※と、カーボンニュートラル技術相互協力覚書(Memorandum of Understanding on Technical Cooperation for Carbon Neutrality 以下、MOU)を締結いたしました。
当社は、安全で持続可能な社会を実現するため、国内外でカーボンニュートラルを軸とした事業展開に取り組んでおります。
このたびのMOUは、火力発電で使用される燃料の多くを、化石燃料に依存するタイ王国において、国内でのカーボンニュートラル社会の達成を目指すEGATと、カーボンニュートラル技術相互協力に向けた交渉を進めた結果、両社の協働関係を一層強化したいとの考えが一致し、締結に至ったものです。
今後、両社は、昨日締結したMOUに基づき、両国でのカーボンニュートラル社会の実現に向け、相互にシナジー効果を発揮できるよう、情報交換や人材派遣、共同プロジェクトの立ち上げ等を行ってまいります。
以 上
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タイ発電公社(Electricity Generation Authority of Thailand)・・・タイ王国内に電力を供給している国営企業。発電事業と送電事業を担っており、1992年の発電分野自由化以降も、国内向け発電設備の3分の1を所有。当社は1998 年にEGAT と、情報交換や人材交流、特定分野でのプロジェクト化を促進する目的で交流協定を締結している。