東京電力タイムレスキャピタル第1号ファンドを設立
~中堅・中小規模の国内企業を対象に100億円規模のバイアウト投資を実行~
2021年7月1日
東京電力ホールディングス株式会社
本日、当社は、企業投資を専門に行う東京電力タイムレスキャピタル株式会社(以下、TTLC)と、東京電力タイムレスキャピタル第1号投資事業有限責任組合(以下、TTLC1号ファンド)を設立いたしました。
TTLC1号ファンドは、まずは、当社が資金提供者となり100億円規模の出資を行い、TTLCが運営会社として、主に国内で事業展開する中堅・中小規模の企業を対象にバイアウト投資※を行います。
TTLCは、代表取締役社長の兵頭 賢(ひょうどう けん)をはじめとする企業投資やファイナンシャルアドバイザリーなどの豊富な経験を有する外部人財と、経営企画業務の経験を有する東京電力グループ人財が、互いの知見を持ち寄ることで、投資先企業のバリューアップに取り組んでまいります。
当社は今後、TTLC1号ファンドを通じた2021年度中の1号案件への投資実行を皮切りに、TTLCの着実な事業運営による早期の利益獲得を目指してまいります。
将来的には、基幹事業会社をはじめとするグループ各社と連携しながら、グループ全体の事業ポートフォリオの再構築を通じた企業価値の向上を目指してまいります。
<TTLC1号ファンド概要>
商号 | 東京電力タイムレスキャピタル第1号投資事業有限責任組合 (東京電力タイムレスキャピタル1号ファンド) |
---|---|
設立日 | 2021年7月1日 |
所在地 | 東京都千代田区内幸町一丁目2番-2 日比谷ダイビル10階 |
運営期間 | 7年間 |
無限責任組合員(GP) | 東京電力タイムレスキャピタル株式会社 |
有限責任組合員(LP) | 東京電力ホールディングス株式会社 |
出資約束金額 | 100億円 |
投資対象 | 日本国内の中堅・中小規模企業等(上場企業を含む)が発行する株式、新株予約権、新株予約権付社債など |
※バイアウト投資:事業承継を検討する既存企業や事業再編の対象となった事業部門等の株式を取得し、経営権を獲得する投資。株式取得後は企業価値向上の取り組みを行い、成長後に適切な引受先に株式を売却する。
以 上
添付資料