2021年5月14日
東京電力ホールディングス株式会社

 当社は、経済産業省が定めるDX(デジタル・トランスフォーメーション)認定制度(以下、「本制度」)に基づき、「DX認定事業者」の認定を2021年1月13日に申請し、2021年5月1日に取得しました。なお、電力会社では初めてとなるDX認定の取得となります。

 本制度は、国が策定した「情報処理システムの運用及び管理に関する指針」を踏まえ、優良なデジタル変革の取り組みを行う事業者を、申請に基づき認定するものです。
 DX認定事業者とは「企業がデジタルによって自らのビジネスを変革する準備ができている状態(DX Ready)」を意味します。

 当社グループは、「福島への責任」と「企業価値の向上」の両立を果たすべく、「稼ぐ力の創造」が必要です。従来から取り組んでいる「トヨタ式カイゼン」で培った業務改善活動をベースに、「カイゼン+デジタルテクノロジー」によるDXを推進することによって、更なる生産性倍増ならびに新ビジネスの創造を実現してまいります。

 更には、当社事業に関わるあらゆるデータや新たなデジタル技術を活用し、ビジネスモデルの変革を加速していきます。これまでの事業の枠組みに捉われないお客さま視点による業務プロセス変革を図り、既存事業の生産性を飛躍的に高める「顧客体験価値の向上」や「働き方改革」などを実現するとともに、「脱炭素」や「防災」といった社会課題の解決に資する新たなビジネスモデルを創出することで、お客さまにご満足いただけるサービスの提供を目指してまいります。

以 上

  • ※DX認定制度:

    経済産業省が経営ビジョンの策定やDX戦略・体制の整備など、DX推進の準備が整っている事業者を認定する制度として、2020年5月に開始された