柏崎刈羽原子力発電所7号機の安全対策工事の総点検における新たな未完了工事の確認について
2021年3月3日
東京電力ホールディングス株式会社
当社は、柏崎刈羽原子力発電所7号機において、本社と発電所の責任者にて構成した改革チーム主導のもと、未完了の安全対策工事の有無を確認する総点検等を実施しております。総点検では、原子力規制庁から認可をいただいた設計及び工事計画に基づいて、必要な安全対策工事を再確認した上で、工事が実施されていないものが無いかを確認しています。その中で、火災感知器の設置工事および配管の床貫通部における止水工事が一部未完了であることを確認いたしました。
(2021年2月15日、2月26日お知らせ済み)
本日(3月3日)までに、6・7号機廃棄物処理建屋地下3階において配管の壁貫通部における火災防護工事が一部未完了であることが新たに確認されております。
今後、現場確認を進めてまいりますが、点検状況については、これまでの工事未完了等を踏まえた再発防止策がまとまった段階でお知らせいたします。
なお、現在実施している使用前事業者検査で設備の健全性および機能を確認し、不適合などが確認された場合には、適切な措置を講じていくとともに、未完了が確認された安全対策工事については、安全を最優先として速やかに実施してまいります。
以 上
添付資料