(コメント)取締役会議長内定について
2020年4月30日
東京電力ホールディングス株式会社
取締役 槍田 松瑩
本日、指名委員会及び取締役会において、本年6月の定時株主総会及びその後の取締役会を経て、私が取締役会議長に就任することが内定されました。
2017年に社外取締役に就任して3年、国内電力需要が減少する中で、東京電力グループが、福島事業を着実に進めながら、非連続の経営改革による一層の生産性向上や新たな価値の創造により厳しい競争に勝ち抜いていかなければならないという難しい経営課題を抱えている状況を目の当たりにしてまいりました。
こうした課題に対処する経営戦略の方向づけや執行側の果断な経営への支援、監督を行うことが取締役会の役割であり、その取締役会を主宰する議長は重責を負うものと認識しております。
これまで東京電力ホールディングスでは、取締役会長をはじめ社外取締役を中心とする指名委員会等設置会社として、取締役会によるガバナンスが機能してきたと考えております。引き続き実効性の高い経営の監督を行い、東京電力グループの持続的な企業価値向上に資するよう、取締役会議長として、しっかりとその重責を果たしてまいります。
ステークホルダーの皆さまには、東京電力グループの経営に対し、変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
以 上