2020年3月12日
東京電力ホールディングス株式会社

 当社は、新たなデジタル技術の進展や多様化する社会的要請などの事業環境の変化に対応し、福島への責任貫徹に向けた企業価値の向上を図るため、本年4月1日に以下の組織改編を実施いたします。

1.「DXプロジェクト推進室」の設置
 データや新たなデジタル技術を活用したビジネスモデルの変革が求められている現在のビジネス環境を踏まえ、当社グループ全体のDX戦略を策定・展開するための組織として、「DXプロジェクト推進室」を設置します。
 ホールディングスが、災害復旧対応に資するデジタル化をはじめとした東京電力グループ各社のDXに関する取り組みを統括・主導し、デジタル技術やカイゼン等のノウハウを活用することで、従来の業務の延長に留まらない業務プロセスの刷新を行い、お客さまにご満足いただけるサービスの提供を目指します。

2.「経営企画ユニット マーケティング室」の設置
 お客さまやビジネスパートナーの皆さまのニーズ収集・分析評価の総括を行い、東京電力グループ全体のマーケティング戦略を策定・展開するための組織として、「経営企画ユニット マーケティング室」を設置します。
 最高マーケティング責任者(Chief Marketing Officer)の下、市場ニーズ・顧客ニーズ・ビジネスパートナーニーズを把握し、ホールディングスとグループ各社が連携しながら、お客さまへの最適な商品・サービスの提供や地域に根差した新たな価値提供などを行うことにより、小売事業や新たな事業領域でのさらなる収益拡大を目指します。

DX(Digital Transformation):
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位を確立すること。

以 上

<別紙>