2018年度第3四半期決算について
2019年1月30日
東京電力ホールディングス株式会社
当社は、本日、2018年度第3四半期(2018年4月1日~12月31日)の連結業績についてとりまとめました。
連結の経常損益は、グループ全社を挙げた継続的なコスト削減に努めたものの、燃料価格の上昇による燃料費の増加や、競争激化により東京電力グループの販売電力量が前年同期比3.1%減の1,697億kWhとなったことなどにより、前年同期比10.6%減の2,451億円の利益となりました。
また、特別損失に原子力損害賠償費1,097億円を計上したことなどから、親会社株主に帰属する四半期純損益は前年同期比55.5%減の1,005億円の利益となりました。
【セグメント別の経常損益】
2018年度第3四半期のセグメント別の経常損益については、以下のとおりです。
・東京電力ホールディングス株式会社の経常損益は、各基幹事業会社からの受取配当金の増加などにより、前年同期比239億円増の1,789億円の利益となりました。
・東京電力フュエル&パワー株式会社の経常損益は、コスト削減努力により固定費は減少したものの、燃料費の増加などにより、前年同期比415億円減の34億円の利益となりました。
・東京電力パワーグリッド株式会社の経常損益は、託送収益の増加や、委託費・支払利息の減少などにより、前年同期比385億円増の1,631億円の利益となりました。
・東京電力エナジーパートナー株式会社の経常損益は、競争激化による販売電力量の減少などにより、前年同期比364億円減の393億円の利益となりました。
【2018年度業績予想】
2018年度の業績について、売上高は、燃料費調整額の増加や東京電力グループ外からの託送収益の増加などにより、2018年10月30日公表の業績予想値比2,290億円増の6兆3,280億円程度になるものと見込んでいます。
経常損益は、売上高の増収があるものの、燃料費や購入電力料の増加などにより、2018年10月30日公表の業績予想値比350億円減の2,500億円程度の利益になり、親会社株主に帰属する当期純損益は2,270億円程度の利益になるものと見込んでおります。
以 上
添付資料
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