2018年10月3日
東京電力ホールディングス株式会社

 当社柏崎刈羽原子力発電所は、2018年8月30日に発生した1号機の非常用ディーゼル発電機の出力低下の原因調査をしていましたが、9月6日に過給機の軸が固着していることを確認しており、その原因を調査しております。

 9月12日、上記事象について取り纏め、「実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則第134条」に基づき、発電用原子炉施設故障等報告書(別添参照)を原子力規制委員会に提出いたしました。

2018年9月12日までにお知らせ済み)

 非常用ディーゼル発電機の出力低下ならびに過給機の軸固着に関する原因調査の状況と今後の対応について中間報告書として取り纏め、本日、原子力規制委員会に提出しましたので、お知らせいたします。

 出力低下に関する原因調査については、ディーゼル機関本体や発電機設備等のカバーを外して内部点検などを実施しておりますが、現時点で過給機以外では異常は見つかっておりません。

 軸が固着した過給機については、原子炉建屋内にてファイバースコープを用いた機器内部の調査において、一部に損傷等が見つかっていますが、今月中旬頃に工場へ持ち出して詳細調査をする事としております。

 現時点で原因の特定には至っておりませんが、引き続き原因調査を進めるとともに、再発防止策を取り纏め、11月末を目処に原子力規制委員会へ報告する予定です。

以 上

【添付資料】

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