2017年11月15日
東京電力ホールディングス株式会社

 原子力規制庁が実施した当社原子力発電所における2017年度第2回保安検査および保安検査期間外における保安調査の結果、福島第一原子力発電所の4件、福島第二原子力発電所の1件の事案について、本日、原子力規制委員会より実施計画に定める保安のための措置違反、ならびに保安規定違反と判断されました。違反区分は以下の通りです。

<福島第一原子力発電所>
・実施計画に定める運転上の制限逸脱の判断に係る業務の不適切な実施について  ・・・区分「監視」
・乾式キャスクへの使用済燃料の収納誤りについて       ・・・区分「監視」
・一時保管エリアNの不適切な管理について           ・・・区分「監視」
・新設サブドレンピットの水位計設定誤りについて       ・・・区分「監視」

<福島第二原子力発電所>
・3号機における特別な保全計画に係る点検(振動診断)の不備について  ・・・区分「監視」

 当社といたしましては、今回の結果を踏まえ、再発防止対策に確実に取り組むとともに、業務品質のさらなる向上を図り、原子力発電所の安全確保に努めてまいります。

以 上

(別紙)

* 違反区分
 原子炉施設を安全に運転・管理するために遵守すべき事項への違反で、区分は、原子力安全に及ぼす影響の大きい順に「違反1」「違反2」「違反3」「監視」の4段階となっている。

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