福島新エネ社会構想の実現に向けた送電網の建設・運営事業会社の設立について
2017年3月15日
福島発電株式会社
東京電力ホールディングス株式会社
株式会社東邦銀行
本日、福島発電株式会社、東京電力ホールディングス株式会社及び株式会社東邦銀行の3社は、「福島新エネ社会構想」※に基づく阿武隈山地及び福島県沿岸部における再生可能エネルギーの導入拡大に向けて、送電線・変電所の建設ならびに運営を担う事業会社「福島送電合同会社」を設立いたしました。
事業会社の設立に向けては、2016年10月に、福島発電株式会社及び東京電力ホールディングス株式会社が福島送電準備合同会社を立ち上げ、再生可能エネルギーの導入拡大に向けた送電網の増強を実現するべく調査・検討を進めており、このたび、株式会社東邦銀行の出資参画も得て、福島送電合同会社へ移行することとしたものです。
今後、福島送電合同会社は、発電事業者ならびに一般送配電事業者である東京電力パワーグリッド株式会社との間で、送電線・変電所の設計及び建設やその費用負担に関わる契約等の手続きを行った上で、送電線・変電所の設計及び建設を進め、2020年からの運用開始を目指してまいります。
福島送電合同会社は、地元の皆さまをはじめ、国や福島県ならびに地元自治体のご理解とご協力をいただきながら、福島における再生可能エネルギーの導入拡大に向けて、一日も早い事業運営が行えるよう努めてまいります。
※2016年3月に「福島新エネ社会構想実現会議」が発足、同年9月に福島新エネ社会構想の取りまとめが行われた。
以 上
別紙