英国政府機関との廃炉技術に係る共同研究について
2021年1月21日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー
このたび、当社は、英国原子力公社(UKAEA)と契約を結び、今後約4年間にわたり、資金を拠出し、共同研究を行うことに合意いたしました。
UKAEAは、同時に英国研究・イノベーション機構(UKRI)、並びに英国原子力廃止措置機構(NDA)からも資金拠出を受けることを合意しており、当社福島第一原子力発電所および英国セラフィールドにおける原子力施設の廃止措置支援技術や、過酷な環境下におけるロボット遠隔操作に貢献する研究開発を行います。
ロボットや遠隔操作の技術は、福島第一原子力発電所の廃炉における重要課題である溶融核燃料(デブリ)の取り出し作業において最も重要な要素の一つです。
当社は、同研究開発からの成果を、遠隔操作ロボット等の制御システム(デジタル制御システム)に応用することで、安全性の向上や自動化技術の向上をはかってまいりたいと考えております。
以 上