台風19号に伴う水力発電設備、開閉設備の被害状況について
2019年10月14日
東京電力ホールディングス株式会社
このたびは、台風19号の影響により、停電中の皆さまをはじめ、広く社会の皆さまには大変なご不便とご迷惑をお掛けしておりますことを深くお詫び申しあげます。
昨日、水力発電所(9ヶ所)、開閉所(1ヶ所)で浸水、設備損壊があったことをお伝えしておりますが、そのうち以下の設備において、主要変圧器(1件・微量PCB含有)および計器用変圧器(1件)の河川への流出、設備からの油流出の可能性(4件・未確認含む)を確認いたしました。
今後、河川状況を確認しながら、流出した機器および油の流出の有無を調査するとともに、河川への影響分析については、関係各所からのご指示も踏まえて対応してまいります。
結果が判明した際は、再度お知らせさせていただきます。
※1:微量PCB 3.5ppm含有(約2,400L)、微量PCB 1.2ppm含有(約50L)
※2:土砂崩れにより現場にアクセスできないが、遠方からの目視により浸水を確認
ただし、油流出は未確認
<参考>
厚生省通知「食品中に残留するPCBの規制について」(環食第442号.昭和47年8月24日)によると、食品中に残留するPCBの暫定的規制値は以下のとおり。
・魚介類
遠洋沖合魚介類(可食部) 0.5ppm
内海内湾(内水面を含む。)魚介類(可食部) 3ppm
・牛 乳(全乳中) 0.1ppm
・乳製品(全量中) 1ppm
・育児用粉乳(全量中) 0.2ppm
・肉 類(全量中) 0.5ppm
・卵 類(全量中) 0.2ppm
・容器包装 5ppm
以 上
添付資料