お知らせ

 2016年3月23日
東京電力株式会社

 本日、第62回原子力規制委員会が開かれ、柏崎刈羽原子力発電所6,7号機の新規制基準適合性審査の状況について議論がなされており、「耐震設計方針の審査を開始したところ、(中略)東京電力(株)は、審査を進めるための必要な資料等の準備をしていなかったため、今後、その準備に相当の時間を要することが見込まれる。」「耐震設計方針等の一部項目を除き、柏崎刈羽6,7号炉の審査資料が整理されてきており、それらを他のプラントの審査の際にひな形として活用していくことが可能となることから、今後、他のプラントについても地震・津波の審査の状況等を勘案しつつ、審査を進めることとする。」と言及されています。

 当社といたしましては、「耐震設計に係る工認審査ガイド」に基づき、設置許可に関する審査終了後に行われる工事計画認可の審査で詳細を議論させていただくものと考えていた耐震設計関連の項目の一部について、設置許可に関する審査の中で議論させていただくこととなったことから、ご説明資料の準備等にある程度の時間をいただくことになるものと考えております。

 また、同6,7号機における審査資料が他プラントの審査の際のひな形としてもご活用いただけるとのことから、集中審査プラントとしてこれまで審査頂いた内容については、耐震設計方針等の一部項目を除いて概ねご理解を得られたものと考えております。

 今後も引き続き、原子力規制委員会による審査に真摯に対応するとともに、安全対策を着実に進めてまいります。

以上

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