福島第一原子力発電所 高温高圧焼却炉建屋東側壁面の配管からの水の漏えいについて(続報)
2024年02月07日
2024年2月7日
東京電力ホールディングス株式会社
本日(2月7日)午前8時53分頃、協力企業作業員が高温高圧焼却炉東側壁面の配管から水が漏えいしていることを確認しました。その後の状況をお知らせします。
状況は以下のとおりです。
・発生場所(設備名称) 高温高圧焼却炉建屋東側
・漏えい箇所 高温高圧焼却炉建屋東側壁面に設置されている第二セシウム
吸着装置のベント口
・漏えい範囲 漏えい箇所下部敷き鉄板上約4m×4m×深さ1mm
漏えい箇所下部敷き鉄板の隙間から土壌へ漏えい水がしみ込んだ
可能性あり
・拡大防止処置 漏えい箇所を区画
・漏えい継続の有無 なし
・汚染の有無 あり
スミヤ測定結果:72,000cpm
(バックグラウンド:300cpm)
測定結果より第二セシウム吸着装置の系統水と判断
・外部への影響 モニタリングポスト・敷地境界連続ダストモニタの指示値に有意な
変動がないことを確認
漏えい箇所からの距離が最も近いK排水路モニタの指示値に
有意な変動がないことを確認
漏えい箇所近傍に堰・側溝がないことを確認
漏えい箇所下部敷き鉄板の隙間から土壌へ漏えい水が染み
込んだ可能性があるため、今後、土壌の回収を行う
以 上