2021年11月25日

2021年11月25日
東京電力ホールディングス株式会社

 本日(11月25日)午後1時17分、5・6号機滞留水浄化装置にて浄化した水をFタンクエリアN2タンクへ移送中に、同エリアN5タンクの水位が上昇していることを当社社員が確認したことから、当該設備を停止しました。

 N2タンクへの移送停止後、N5タンクの水位を監視していたところ、N5タンクの水位上昇は、N2タンクからN5タンクへ水が流入した可能性があると、午後3時に判断しました。

 N5タンクについては、散水基準を満足していることを確認し、11月22日から順次散水を実施しており、分析していないN2タンクの水が流入し、分析前の水が散水された可能性があります。

 N2タンクからN5タンクへの水の流入に関する原因については、現在確認中です。

 今後、N2タンクの分析を実施し、結果が分かり次第お知らせします。
 なお、5・6号機滞留水は、5・6号機の建屋周辺の地下水が建屋内に流入した水をくみ上げたものです。

以 上