福島第一原子力発電所 一時保管エリアP排水枡における全ベータ値の一時的な上昇について(続報)
2021年07月07日
2021年7月7日
東京電力ホールディングス株式会社
7月7日にお知らせしております、一時保管エリアP排水枡における全ベータ値の一時的な上昇について、その後の状況をお知らせします。
原因調査のため、一時保管エリアP1、P2、E1の近傍を流れる排水溝、排水枡、陳場沢川河口の水を採取し、分析を行いました。分析の結果、一時保管エリアP南側排水溝および東側流入地点(上流)の全ベータ値が高いことを確認しました。
【一時保管エリアP南側排水溝】
全ベータ:930Bq/L、セシウム137:370Bq/L、セシウム134:14Bq/L
【東側流入地点(上流)】
全ベータ:320Bq/L、セシウム137:21Bq/L、セシウム134:検出限界値未満
(検出限界値0.79Bq/L)
なお、一時保管エリアP排水枡や陳場沢川河口においては、全ベータ、セシウム137、セシウム134ともに検出限界値未満であることを確認しています。上記分析結果を踏まえ、一時保管エリアP南側排水溝および東側流入地点(上流)の排水溝の清掃を行うとともに、ゼオライト土嚢の設置作業を現在実施しております。
引き続き、当該エリア近傍のサーベイ等、汚染源の調査を継続し、当該排水枡や排水溝の全ベータ値が上昇した原因を調査してまいります。
以 上