2021年05月14日

2021年5月14日
東京電力ホールディングス株式会社

 2月19日午後5時30分にお知らせしております、1,3号機原子炉格納容器(PCV)の水位低下について、その後の状況をお知らせします。

 本日(5月14日)午後4時51分にお知らせした1号機の原子炉格納容器圧力低下については、0.12キロパスカルで安定したことを午後6時20分に確認しました。

 原子炉注水量低下に伴う原子炉格納容器内水位低下の影響と想定されますが、原子炉格納容器内温度計T2(T.P.+5,964mm)の指示に有意な変化がないことから、原子炉格納容器水位については水位計L3(T.P.+6,264mm)と温度計T2(T.P.+5,964mm)の設置位置の間にあると評価しています。(原子炉格納容器底部はT.P.+4,744mmである)

 過去の原子炉注水停止試験においても、今回同様に原子炉格納容器内の水位低下に伴う原子炉格納容器圧力の低下が確認されており、漏えい箇所が露出したと推定しております。

 なお、原子炉格納容器温度、原子炉圧力容器底部温度、原子炉格納容器ガス管理システムの放射能濃度などのパラメータ、敷地境界モニタリングポストおよびダストモニタ、構内ダストモニタ等に有意な変動はなく、外部への影響がないことを確認しております。

 引き続き、水位計および関連パラメータについて、慎重に監視してまいります。

以 上

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