福島第一原子力発電所 既設多核種除去設備における水たまりの確認について(続報)
2020年01月09日
2020年1月9日
東京電力ホールディングス株式会社
既設多核種除去設備における水たまりの確認について、その後の状況をお知らせします。
当社社員が現場を確認したところ、吸着塔からHIC(高性能容器)への排水ライン下流側フランジ部の滴下は停止していましたが、フランジの漏えい防止カバー内に水が溜まっており、更にカバーに破れが生じていたことから、水たまりはカバーの中に少量溜まっていた水が滴下したものと判明しました。
念のため、フランジ部の増締めを行い、カバーの取り替えを実施しました。
溜まり水の分析結果※は以下の通りです。
・試料採取日 1月9日
・全β放射能:4.0×10^4 Bq/L
※Cs-134、Cs-137については、採取量が少なく分析ができないため至近の
既設多核種除去設備入口の分析結果で評価
至近の既設多核種除去設備入口の分析結果(2019.6.28)
・Cs-134:4.8×10^2 Bq/L
・Cs-137:6.4×10^3 Bq/L
以上