2018年10月26日

2018年10月26日
東京電力ホールディングス株式会社

 サプレッションプール水サージタンク設備建屋~4号機タービン建屋の配管トラフにおいて警報が発生した件について、その後の状況をお知らせします。

 現場を確認したところ、配管トラフに結露水と思われる水が確認されました。そこで、配管トラフ内の線量率測定および結露水と思われる水の放射能測定を実施した結果、配管トラフ内の水の放射能はバックグラウンドレベルと同等であり、配管トラフ内の水は結露水と判断しました。

 なお、配管は、配管トラフ内でさらに金属製トラフで覆われており(二重構造)、RO循環設備用配管および漏えい検知器は金属製トラフ内に設置されております。

 金属製トラフは現時点では取り外しが困難であるため、金属製トラフ内の状況は確認できませんでした。

 仮に配管の漏えいがあったとしても、漏えいは金属製トラフ内にとどまっており、金属製トラフの外には漏えいしていないと判断しました(午前1時50分)。

 金属製トラフ内の状況につきましては、明日以降体制を整え調査を実施していきます。

 なお、K排水路の放射能にも変化は見られておりません。

以 上

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