福島第一原子力発電所物揚場近傍からの湧出について(続報)
2018年05月31日
2018年5月31日
東京電力ホールディングス株式会社
物揚場西側擁壁における水の溢水について、溢水と記載させて頂きましたが、擁壁付近の地面から湧き出た水が流れ出ている状態であることから、湧出と変更させて頂きます。
物揚場西側擁壁における水の湧出について、その後の状況をお知らせします。
湧出した水の分析結果は、以下の通りです。
・セシウム134:1.7E+01Bq/L
・セシウム137:1.7E+02Bq/L
・全ベータ :2.1E+02Bq/L
湧出源となりうる周辺設備としては、サブドレンの中継タンクから集水タンクへの移送配管が敷設されています。中継タンクからの送出量と集水タンクの受入量に有意な差がないことから、当該配管からの漏えいはないと判断しました。
以上のことから、雨水がフォールアウト由来のセシウムを含んで湧出したものと推定しています。
水の湧出は、継続しているものの弱まってきており、念のため、海への流出防止として土のう約60袋を設置済みです。
引き続き、湧出源を調査してまいります。
以 上