福島第一原子力発電所新設サブドレン水位計設定誤りに伴う運転上の制限逸脱について
2017年09月28日
2017年9月28日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一原子力発電所構内の1~4号機建屋周辺に設置している6か所の新設サブドレンピット※において、水位計の設定に誤りがあり、測定していた水位よりも実水位が709mm低いことが分かりました。
※サブドレンピットNo.201、202、203、208、209、212
このため、最初に使用開始したサブドレンNo.203の使用開始日(2017年4月19日)以降、新設サブドレンピット水位と1~4号機建屋滞留水の水位が逆転している可能性があると判断しました。
以上のことから、本日午後3時55分、本件については、2017年4月19日より、特定原子力施設の保安第1編第26条「建屋に貯留する滞留水」において、各建屋の滞留水水位が「各建屋近傍のサブドレン水の水位を超えないこと」を満足していないと判断しました。
1~4号機建屋周辺のサブドレンについては、同時刻、午後3時55分に全台汲み上げを停止しています。
また、運転上の制限を満足していないと判断した場合に要求される措置として、今後、1~4号機建屋近傍のサブドレン水の放射能濃度を測定します。
詳細については、現在確認中です。
以 上