福島第一原子力発電所構内の汚染水タンク「貯槽タンク水位低」警報の発生について
2017年09月24日
2017年9月24日
東京電力ホールディングス株式会社
本日午後2時30分、福島第一原子力発電所構内の汚染水タンクD-C1タンクにおいて「貯槽タンク水位低」の警報が発生しました。
その後、当社社員が目視による現場確認を実施し、漏えい等の異常がないことを確認しました。
また、漏えいの有無を確認するため、当該タンク廻りの線量測定を実施したところ、約6μSv/hであり、当該タンク周辺の雰囲気線量と同等であることを確認しました。状況は以下のとおりです。
・当該タンク水位 14.5%(警報発生前水位16.4%)
・発生時刻 午後2時30分
・発生場所 発電所構内D-C1タンク
・警報名称 貯槽タンク水位 低
当該タンクについて、至近の水位状況を確認したところ、昨日時点で14.9%であった水位が本日午前中に16.4%まで一時的に上昇し、警報が発生した時点で14.5%まで水位が戻ったことを確認しました。
当該タンク水位の低下はないものと考えていますが、念のため隔離状態にある当該タンクと隣接するタンクとの連結弁を開とし、水位を確認するとともに、当該タンクの水位計の点検を行います。
以 上