福島第一原子力発電所構内のH2タンクエリアとH4タンクエリアの間の耐圧ホースからの水の滴下について(続報2)
2017年06月29日
2017年6月29日
東京電力ホールディングス株式会社
H2タンクエリアとH4タンクエリアの間の耐圧ホースからの水の滴下について、その後の状況をお知らせします。
滴下した水については、当該ホース内の一部水抜き、および滴下箇所周辺に止水テープを巻いたことにより、本日午後3時45分頃に滴下が停止したことを確認しました。
当該ホースから滴下した水の分析結果は以下のとおりです。
・Cs-134 :検出限界値未満(検出限界値:4.4Bq/L)
・Cs-137 :検出限界値未満(検出限界値:4.0Bq/L)
・全ベータ:19Bq/L
当該ホースについては、ホース設置時に堰内に溜まった雨水にて通水試験を実施した以降、一度も移送実績がないことから、ホース内に残った堰内雨水が滴下したものと考えております。
なお、前回実施したパトロール(6月23日午前10時頃)において、当該ホース周辺に異常が確認されていないことから、当該ホースからの滴下は、それ以降に発生したものと仮定し、養生が完了した時刻までの滴下量を算出した結果、約260Lと推定しました。
当該ホースについては、今後も使用予定がないことから撤去する予定です。
以 上