2016年12月17日

2016年12月17日
東京電力ホールディングス株式会社

 高性能多核種除去設備建屋内における水溜まりの発見について、その後の状況をお知らせします。

 現場調査したところ、建屋内に新たに水溜まり1箇所と水溜まり跡2箇所を発見しました。
 ・高性能多核種処理水タンクの出口配管下部の水溜まり跡1箇所(約10㎝×20㎝)
 ・高性能多核種除去装置建屋サンプポンプ出口配管下部に水溜まり1箇所(約10㎝×5㎝)と水溜まり跡1箇所(約10㎝×20㎝)。

 水溜まりと水溜まり跡を発見した床上部のサンプポンプ出口配管に設置した2つの弁の接続部ににじみがあることを確認しました。

 水溜まりと水溜まり跡が発見された計4箇所は現在漏えいが止まっています。

 漏れた水は、配管内に溜まった系統水と推定しています。水溜まり箇所と弁接続部のにじみ箇所の放射線量測定結果は、周辺の線量と同等であることから、午後0時26分に清掃を完了しました。

 具体的な修理の方法については、今後、検討を行う予定です。それまでは、監視を継続していきます。

以 上

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