2016年10月17日

2016年10月17日
東京電力ホールディングス株式会社

 本日(10月17日)発見した、福島第一原子力発電所の既設多核種除去設備建屋内における水溜まりの確認について、その後の状況をお知らせします。

 午後4時35分に漏えい箇所(2箇所)の下部に水受けを設置いたしました。

 また、当初、配管保温材下部の2箇所から水が滴下していましたが、当社社員が保温材を外して状況を確認したところ、当該配管のエルボ部1箇所に滲みがあることを確認しました。

 滴下した水は、既設多核種除去設備A系の最終段の吸着塔を通った水であり、滴下した水の線量率測定を行ったところ、既設多核種除去設備建屋内のバックグランドと同等であることを確認しております。

 今後、滴下を停止させる処置を実施します。

以 上

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