福島第一原子力発電所護岸付近の水位上昇について(続報5)
2016年09月22日
2016年9月22日
東京電力ホールディングス株式会社
9月20日に発生した、発電所構内4m盤の既設護岸と海側遮水壁の間の埋め立てエリア(以下、「当該エリア」という。)地下水位が地表面と同等の水位まで上昇した事象について、その後の状況をお知らせします。
昨日22時59分頃、当該エリア地下水位が地表面と同等の水位まで再上昇した事象については、本日7時05分からバキューム車による汲み上げ操作を開始し、9時00分時点で、地表面と同等の水位(O.P+3915mm)を下回っていることを確認しています。引き続き、当該エリア地下水位を低下させるため、汲み上げを行っていきます。また、港湾口海水放射線モニタの値に有意な変動はありません。
なお、本日7時58分当該エリアの現場確認を実施した結果、当該エリア観測井付近からの水の噴き上げがないこと、海側遮水壁に変形がないことを確認しました。
以 上