福島第一原子力発電所 焼却工作建屋における溜まり水の発見について
2016年04月12日
2016年4月12日
東京電力ホールディングス株式会社
本日(4月12日)午後5時30分頃、焼却工作建屋1階の床面に、約10m×10m程度の水溜まりがあることを、当社社員が発見しました。
建屋内全体が堰構造となっており、溜まり水は、建屋外へ流出せず建屋内に留まっていること、継続的な流入がないことを確認しております。
当該の溜まり水の分析結果は以下の通りです。
全ベータ 800Bq/L
CS134 120Bq/L
CS137 540Bq/L
水溜まりを確認したエリアにはセシウム吸着装置で処理した水を移送している配管を敷設していますが、当該処理装置の処理水と溜まり水の放射能濃度の比率から、当該配管の水ではないと判断しました。
なお、至近のセシウム吸着装置の出口水の分析結果は以下の通りです。
(4月3日採取)
Sr90 7200Bq/L
Cs134 検出限界未満(検出限界値:110Bq/L)
Cs137 230Bq/L
今後溜まり水の発生原因などについて引き続き調査を行います。
以 上