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福島第一原子力発電所4号機の気水分離器脚部の修正状況について(続報) |
平成15年9月22日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所 |
当所4号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロワット)につきましては、平成14年12月2日より第19回定期検査を実施しておりますが、平成15年8月20日、原子炉の復旧作業に伴い気水分離器をシュラウド上部へ据え付け、シュラウドヘッドボルトの締付作業を実施したところ、気水分離器の仮置き用の脚(全4本)が内側に曲がり、シュラウド上部に正常に据え付けられないことがわかったため、当該脚部がシュラウド上部フランジ面と干渉しないよう治具を用いて修正することといたしました。(8月21日、9月18日お知らせ済)
修正作業については、9月19日夜に終了しましたが、修正箇所を水中カメラにより点検したところ、当該脚部全数の内側付け根部分に光沢のある指示模様が認められました。そのため、指示模様部分を磨き、改めて水中カメラで観察したところ、本日までに当該脚部全数の付け根溶接部に微小なひびを確認しましたのでお知らせいたします。
なお、微小なひびの原因については、修正作業の際に加わった力による可能性が高いと思われますが、詳細については今後調査してまいります。
<参考>4号機気水分離器の仮置き用の脚部修正部の概要(63kB) |
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