2号機には、燃料と燃料を覆っていた金属の被覆管などが溶け、再び固まった燃料デブリがあります。取り出し作業における安全性、確実性、迅速性、使用済燃料の取り出し作業状況などから、2号機を燃料デブリ取り出しの「初号機」とし、取り出し開始に向けて準備を進めています。
2号機の状況
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格納容器内部調査
-ロボット等による調査-
格納容器の内部は、放射線量が高く人が立ち入ることは困難です。そのため、遠隔操作が可能なロボット等を用いて、格納容器内部の情報収集を行っています。これまでの調査で、格納容器内部(ペデスタルの内)の映像等を取得しました。
-ミュオン透過測定法-
ミュオンと呼ばれる宇宙線は質量の重い物体を透過しにくい特徴を持ち、それをを利用することで、建屋の外から燃料デブリ等の位置の特定も行っています。
これまでの取り組み
2号機 格納容器内部調査の実績
時期 | 調査内容 | 公表資料 |
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2012年1月(1回目) |
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2012年3月(2回目) |
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2013年8月(3回目) |
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2017年1月から2月(4回目) |
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2018年1月(5回目) |
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2019年2月(6回目) |
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お知らせ
- 「福島第一原子力発電所 2号機燃料デブリ試験的取り出し装置の楢葉遠隔技術開発センター到着について」を公表しました。
(福島第一原子力発電所 2号機燃料デブリ試験的取り出し装置の楢葉遠隔技術開発センター到着について(2022年1月))<デブリ取り出し> - 「福島第一原子力発電所 2号機燃料デブリ試験的取り出し装置の日本到着について」を公表しました。
(福島第一原子力発電所 2号機燃料デブリ試験的取り出し装置の日本到着について(2021年7月))<デブリ取り出し> - 「2号機 PCV内部調査及び試験的取り出しの準備状況」を公表しました。
(廃炉・汚染水対策チーム会合 第85回事務局会議(2020年12月))<デブリ取り出し> - 「2号機燃料デブリの試験的取り出しに向けた開発の状況」を公表しました。
(廃炉・汚染水対策チーム会合 第79回事務局会議(2020年7月) )<デブリ取り出し>※関連動画「原子炉格納容器内試験的取り出し・内部詳細調査技術の開発 燃料デブリへアクセスするロボットアーム等の日英共同開発の状況 」(IRID)
- 「燃料デブリ取り出しの検討状況について」を公表しました。
(廃炉・汚染水対策チーム会合 第73回事務局会議(2019年12月))<デブリ取り出し> - 「福島第一原子力発電所 燃料デブリ取り出し関連作業の安全評価の適正化に向けたデータ採取-2号機原子炉格納容器内汚染物のスミア分析結果」を公表しました。
(廃炉・汚染水対策チーム会合 第64回事務局会議(2019年3月))<分析> - 「福島第一原子力発電所のサンプル分析について」を公表しました。
(特定原子力施設監視・評価検討会 第56回(2017年10月))<分析>
中長期ロードマップの進捗状況(廃炉・汚染水対策チーム会合/事務局会議)で、毎月の進捗等に関する資料を掲載しています。
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