地域対話の取り組み
立地地域の皆さまとともに考える
当社は、福島原子力事故の教訓を活かし、立地地域・社会の皆さまと積極的なコミュニケーションを実施していきます。自治体、関係団体や地域住民の皆さまに対して、福島第一原子力発電所の廃炉・汚染水対策や柏崎刈羽の安全対策について、説明会等を継続して実施していきます。
また、廃炉作業を進めている福島第一原子力発電所の放射線データの全数公開など、情報公開を積極的に行ってまいります。
福島県内での主な取り組み
- 福島復興本社が中心となり、福島県主催の廃炉安全確保県民会議等で、経営層やリスクコミュニケーターが住民の皆さまに直接ご説明・意見交換。
- 福島第一原子力発電所の廃炉作業に関する「中長期ロードマップ」の進捗状況について、仮説住宅の自治会長等にご説明・意見交換。
- 自治体発行の広報誌に福島第一原子力発電所の状況をまとめた冊子を折り込んでお届け。
- 廃炉の進め方に関する説明資料が分かりづらいとのご指摘を踏まえ、福島県の女性の方々にモニターになっていただき、ご意見をいただきながら資料を作成。
- 次世代を担う子どもたちに向けて、福島県内の教育にかかわる方に廃炉の現場を視察いただき、県内の教育現場で取り上げていただけるよう情報提供。教育界の方々を対象にした対話活動も実施。
新潟県内での主な取り組み
- 新潟本社・柏崎刈羽原子力発電所を中心に、地域の皆さまへの説明会を実施。
- 柏崎刈羽原子力発電所の安全対策や、福島第一原子力発電所の廃炉作業などについてご説明。毎回質疑の時間を設けて、ご質問にお答えしたり、HPで質疑の概要を公開。
- 新潟本社では、新潟県全域において、対面でのご説明や、施設をご見学いただく機会の拡大に取り組む。
- 関係する自治体等の皆さまとよくご相談させていただきながら、原子力防災の充実に向けた取り組みを検討・実施。