プレスリリース 2011年

福島第一原子力発電所における当社社員の被ばく線量の評価作業状況について(続報3)

                             平成23年7月7日
                             東京電力株式会社

 当社は、福島第一原子力発電所において緊急作業時に従事した当社社員の内部被
ばく線量の評価作業を順次実施しておりますが、当社社員3名が緊急時の線量限
度である250mSvを超えることを独立行政法人放射線医学総合研究所殿のご協力をい
ただいて確認し、公表しております。
                    (6月10日6月20日お知らせ済み)

 7月6日、同研究所殿より、これまでにお知らせ済みの3名とは別の3名の評価
結果について報告をいただき、これをもとに、当社は内部被ばく線量の評価を行い、
当該社員3名とも緊急時の線量限度である250mSvを超えることを確認いたしました
ので、以下の通り、評価結果についてお知らせいたします。
 なお、当該社員3名につきましては、健康診断の結果、健康への影響はないこと
が確認されております。

【当該社員3名の被ばく線量】
 ・D氏:308.93mSv(外部線量49.23mSv、内部線量259.70mSv)
 ・E氏:475.50mSv(外部線量42.40mSv、内部線量433.10mSv)
 ・F氏:359.29mSv(外部線量31.39mSv、内部線量327.90mSv)
 注)上記には5月分の免震重要棟内に滞在中の線量及び移動中の線量は評価中で
   あることから含んでおりません。これらは、評価後に加算して確定する予定
   です。

                                  以 上

* 被ばく線量の評価作業
   作業に伴う被ばく線量と免震重要棟内に滞在中の被ばく線量を評価・加算す
  るとともに、内部被ばくの預託実効線量(今後50年間に受ける放射線量)を評
  価する作業。


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