プレスリリース 2010年

福島第一原子力発電所および福島第二原子力発電所の耐震安全性評価結果中間報告書(改訂版)等の一部修正ならびに修正版の経済産業省原子力安全・保安院への提出について

                             平成22年4月19日
                             東京電力株式会社

 当社は、経済産業省および同省原子力安全・保安院からの指示に基づき、「発
電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」の改訂(以下「新耐震指針」)に伴う
耐震安全性評価を実施しており、福島第一原子力発電所および福島第二原子力発電
所の原子炉建屋および安全上重要な機能を有する耐震Sクラスの主要な設備等につ
いての耐震安全性評価について中間報告書としてとりまとめ、以下のとおり原子力
安全・保安院に提出しております。(平成20年3月31日平成21年4月3日および
6月19日お知らせ済み)

 ・福島第一原子力発電所「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」の改訂
  に伴う耐震安全性評価結果中間報告書(平成20年3月31日提出)
 ・福島第二原子力発電所「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」の改訂
  に伴う耐震安全性評価結果中間報告書(平成20年3月31日提出)
 ・福島第一原子力発電所「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」の改訂
  に伴う耐震安全性評価結果中間報告書(改訂版、平成21年6月19日提出)
 ・福島第二原子力発電所「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」の改訂
  に伴う耐震安全性評価結果中間報告書(改訂版、平成21年4月3日提出)
 ・福島第一原子力発電所原子炉建屋の弾性設計用Sdによる確認結果(改訂版、平
  成21年6月19日提出)
 ・福島第二原子力発電所原子炉建屋の弾性設計用Sdによる確認結果(平成21年4
  月3日提出)

 その後当社は、最終報告に向けて耐震安全性評価を継続して進めてまいりました
が、上記のうち、平成21年4月3日および6月19日に提出した中間報告書等におい
て使用した解析用数値について再確認をしていたところ、福島第一原子力発電所1
〜3号機、6号機および福島第二原子力発電所1〜3号機の原子炉建屋の鉛直方向
解析モデルに使用した解析用数値の一部に誤りを確認したことから、当該中間報告
書等の修正を行い、本日、原子力安全・保安院に提出しましたのでお知らせいたし
ます。

 誤りが確認された当該箇所について、正しい数値を使用して再解析を実施した結
果、すでに報告している当該号機の原子炉建屋および安全上重要な機能を有する耐
震Sクラスの主要な設備等について、耐震安全性評価等に影響を与えるものではな
いことを確認いたしました。また、当該箇所以外に同様の誤りが無いことも確認し
ております。

 当社は、今後、今回のような誤りを起こさないよう再発防止に努め、福島第一原
子力発電所、福島第二原子力発電所における耐震安全性評価の最終報告についてと
りまとめてまいります。

                                  以 上

○添付資料
 ・福島第一原子力発電所および福島第二原子力発電所 耐震安全性評価結果中間
  報告書(改訂版)等の一部修正の概要(PDF 51.9KB)

*:経済産業省および同省原子力安全・保安院からの指示
 ○「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」等の改訂に伴う既設発電用原
  子炉施設等の耐震安全性の評価等の実施について(平成18年9月20日)
    平成18年9月20日付で、原子力安全・保安院より、新耐震指針に照らした
   耐震安全性の評価を実施するよう求める指示。この指示に基づき、当社は平
   成18年10月18日に耐震安全性評価の計画書を提出し、評価を実施している。
 ○平成19年新潟県中越沖地震を踏まえた対応について(指示)(平成19年7月20
  日)
    平成19年7月には新潟県中越沖地震があり、経済産業大臣より、新潟県中
   越沖地震から得られる知見を耐震安全性の評価に適切に反映し、早期に評価
   を完了する旨の指示。この指示に基づき、当社は平成19年8月20日に耐震安
   全性評価の計画を見直し。



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