「食器洗い乾燥機」は必需品?
−食周りや家事に関する意識調査−
平成22年4月15日 東京電力株式会社 東京電力「TEPCOくらしのラボ」では、家庭における家事分担の実態、および家事 に対する意識について、全国2,060名を対象に調査・分析を実施し、「食周りや家事 に関する意識調査」としてとりまとめました。 概要は以下の通りです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− <調査概要> ・調 査 名:「食周りや家事に関する意識調査」 ・調 査 方 法:調査会社登録モニターによるインターネット調査 ・実 施 日:2010年3月24日〜25日 ・対 象:全国に住む20代〜60代の既婚男女 ・有効回答数:2,060名(内訳:男性1,030名、女性1,030名) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (1)最も時間を短縮したいと思っている食周りの家事は『食器洗い』−(別紙1) ・食周りの家事の多くは女性(以下、妻)が主担当で、ほとんど独りで行って いる。男性(以下、夫)および、子供等の参加率が高い家事は「ごみ出し (58%)」、「下げ膳(52%)」、「食器洗い(36%)」の順。<別紙1: Q1> ・食周りにおいて最も負担に感じる家事は「食事の献立作り(46%)」。次い で「食器洗い(45%)」。<別紙1:Q2> ・食周りにおいて最も時間を短縮したい家事は「食器洗い(35%)」。<別紙 1:Q3> ・食周りの家事において今後、夫に最も手伝ってもらいたい家事は「食器洗い (37%)」<別紙1:Q4> (2)食器洗い乾燥機の導入により、時間的・精神的ゆとりが生まれる。所有者に とっては必需品−(別紙2) ・食器洗い乾燥機の所有者は31%、非所有者は68%。<別紙2:Q5> ・非所有者のうち、購入したいと思っている方は49%。<別紙2:Q5> 非所有者は、「本体価格が高い(97%)」、「場所をとりそう(92%)」と いうイメージを持つ一方、「時間的にゆとりができる(95%)」、「精神的 にゆとりができる(87%)」と、食器洗い乾燥機に対する期待度は高い。 <別紙2:Q6> ・一方、所有者の感想としては、「時間的にゆとりができた(91%)」、「精 神的にゆとりができた(85%)」に次いで、「メリットを考えると本体価格 は高くない(80%)」が続いており、97%が食器洗い乾燥機を必需品と回答 していることからも、「購入費用に対して、十分な効果が得られる」と感じ ている方が多い。<別紙2:Q7,Q8> ・食器洗い乾燥機の購入を提案したのは、主に「妻(55%)」だが、「夫(27 %)」、「夫婦両方(15%)」と「夫」からの提案の割合も比較的高い。 <別紙2:Q10> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 食周りの他の家事に比べて負担感が強く、最も時間短縮が望まれている「食器洗い」 は、食器洗い乾燥機の導入により、その時間削減が可能。所有者には、実際に時間 的かつ精神的ゆとりが生まれ、まさに必需品となっている。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− <参考1>くらしのラボの試験結果(食器洗い乾燥機) 【食器洗い乾燥機のコストは、手洗いの平均コストとほぼ同じ】 →1.手洗い時と食器洗い乾燥機使用時のコスト比較 【手洗いに比べて約1/3の時間で終了】 →2.「手洗いして拭き取る時間」と「食器洗い乾燥機にセットする時 間」の比較 【手洗いでは実現できない高温で洗うため衛生的】 →3.「標準コース」で運転した場合の食器洗い乾燥機の庫内温度変化 <参考2>子育てファミリー世帯の生活実態と生活意識 子育てファミリー世帯の中でも、特に乳幼児〜未就学児を子供に持つ世 帯においては、子供の世話にかかる時間が平均10.9時間と他の世帯構成 と比べても圧倒的に長い。生活実態をみても、家事時間を短縮したいと 思いながらも、多くの時間を子供の世話に費やしており、趣味など自分 のために取れる時間が少ない。一方、そのような中でも、家族と過ごす 時間を大切にし、家族とのつながりを重視する姿勢が伺える。 以 上 添付資料 ・別紙1:食周りの家事分担、時間短縮ニーズの高い家事(PDF 152KB) ・別紙2:食器洗い乾燥機の所有状況と所有者・非所有者の意識(PDF 88.6KB) ・<参考1>くらしのラボ試験結果(食器洗い乾燥機)(PDF 79.5KB) ・<参考2>子育てファミリー世帯の生活実態と生活意識(PDF 76.6KB)