プレスリリース 2009年

柏崎刈羽原子力発電所7号機 新潟県中越沖地震後のプラント全体の機能試験の進捗状況について[発電機出力約20%の状態における評価について]

                             平成21年5月23日
                             東京電力株式会社

 当社柏崎刈羽原子力発電所7号機(改良型沸騰水型、定格出力135万6千キロワッ
ト)は、平成19年7月16日に発生した中越沖地震の影響により停止しておりました
が、平成21年5月8日よりプラント全体の機能試験を開始し、計画的に試験を進め
ております。

 その後、5月19日に発電を開始して発電機出力を定格出力の約20%に保持し、本
日午前7時30分現在までに、計画された試験を実施し、試験結果について問題がな
いことを確認いたしました(試験項目および結果の概要については、添付資料を参
照)。

 今後、これまでの試験結果を踏まえ、発電機出力を定格出力の約50%まで上昇さ
せ、計画された試験を慎重に進めてまいります(試験予定の概要については、添付
資料を参照)。

 なお、プラント全体の機能試験において、耐震強化工事を実施した設備について
熱移動の影響確認を行っておりますが、当社は、これにあわせて耐震強化工事実施
箇所の最終現場確認を行っておりました。この中で、工事計画認可対象外の可燃性
ガス濃度制御系に付属する配管(外径約60mm)について、誤って異なる箇所の配管
サポートを取り外したという不適合事象を5月18日に確認しました。ただちに解析
を行った結果、耐震安全上問題がないことを確認しておりますが、今後、取り外し
た配管サポートを元の位置に戻すとともに、本来撤去を予定していた配管サポート
を取り外します。また、7号機では他に10箇所の配管サポートを取り外しており
ますが、当該箇所以外に誤りがないことを5月21日までに確認いたしました。

 機能試験の評価結果については、随時、お知らせしてまいります。

                                  以 上
English
○添付資料 ・別紙:柏崎刈羽原子力発電所7号機 新潟県中越沖地震後のプラント全体の機能     試験に係る進捗状況(平成21年5月23日)(PDF 72.6KB)
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