三菱自動車との電気自動車に関する共同研究の実施について
~三菱自動車が開発中の電気自動車「i MiEV」について当社業務用車両としての性能を評価~
平成18年10月11日
東京電力株式会社
当社は、本年11月から平成20年3月まで、三菱自動車工業株式会社と共同で、同
社が開発中の電気自動車「i MiEV(アイ ミーブ)」(注1)について、当社業務用
車両としての性能評価を実施いたします。
当社は、環境指標として低排出ガス車の導入目標(注2)を掲げ、達成に向けて全
社をあげて取り組んでおり、平成19年度以降は、約3,000台の業務用の電気自動車
(以下、EV)を順次導入していくこととしております。
昨年9月からは、富士重工業株式会社と共同で、当社の業務用車両に適したEV
の開発を進めております。
本研究は、こうした当社業務用EVの本格導入に向けた取り組みの一環として行
うものです。
具体的には、当社・技術開発本部において、「i MiEV」の実証走行試験によるデー
タの収集・分析や、当社が開発した「急速充電器」との適合性など、当社の業務用
車両としての性能評価を行います。また、その評価を見ながら、平成19年秋を目途
に、当社の支社等に複数台の「i MiEV」を配備し、日常業務における路上走行試験
を通じた実用性評価を実施する予定です。
なお、当社は、10月23日から横浜で開催される「第22回国際電気自動車シンポジ
ウム(注3)」(EVS-22)に出展し、本研究で使用する車両や富士重工業株式会社と
共同開発した試作車に加え、「急速充電器」もご覧いただく予定です。
以 上
(注1)「i MiEV」:
三菱自動車の軽自動車「i(アイ)」をベースに、高性能リチウムイオ
ン電池と小型で軽量なモーターを搭載した研究車両。
(注2)低排出ガス車の導入目標:
車両交換時に低排出ガス車を導入することにより、2010年度の低排出ガ
ス車(国土交通省認定の低排出ガス車、電気自動車、ハイブリッド車など)
導入率を100%とする目標を設定。2005年度実績は65%となっている(低公
害車が市販されていない車両と特殊車両を除く)。
(注3)第22回国際電気自動車シンポジウム:
日 時:平成18年10月23日(月)~平成18年10月28日(土)
場 所:パシフィコ横浜
主 催:財団法人 日本自動車研究所
添付資料
・別紙:三菱自動車との電気自動車に関する共同研究の概要(PDF 32.3KB) |
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