DX変革事例

エネルギーデータの高度利用によるCN*推進サービスの開発

  • GX(グリーントランスフォーメーション)の国際的なメガトレンドや国内政策検討が並走するなか、大規模集中型から地産地消型のエネルギーシステムへの移行に際し、お客さまの選択肢も複雑化

  • エネルギーのプロフェッショナル、電力データソースカンパニーである強みを活かし、お客さまの長期パートナーとしてカーボンニュートラル実現に向けた計画策定・実行に貢献するDXサービス開発を、組織横断プロジェクト体制にて推進

  • *CN:Carbon Neutrality

取り組みのポイント・展望

  • エネルギーシステム構造変革の社会課題に挑戦

    • 再生可能エネルギー、蓄電池等、お客さまに最適なエネルギーシステムの計画、導入、モニタリングをデータの積極活用により支援

  • 長期的×伴走型の新たな脱炭素ソリューション

    • 東京電力グループならではの長期にお客さまに寄り添うサービス提供

    • 社内外の多様なビッグデータに裏打ちされた信頼性の高い脱炭素計画・施策の提案

    • 積極的なデータ活用とデジタル技術の導入促進により、お客さまのカーボンニュートラル実現を効率的・確実に実現

  • 多様なアライアンス

    • 多様なアライアンスパートナーの拡大により、お客さま接点を広げるとともに、提供価値を向上

    • 当社は、エネルギーデータの集積・解析技術を磨き込み、カーボンニュートラル実現に向けた更なる付加価値向上を展望

図

担当者の声

部門横断・長期サービス開発のため、関係者間の共通認識醸成が難しいですが、関係者の立場を理解してコミュニケーションに時間を割くこと、お客さま起点で具体的なサービスニーズを把握すること等を心掛けてきました。
また、データの高度利用にあたっては、オープンとセキュリティを両立する、データを蓄積するための器(プラットフォーム)が必要です。その検討においては、まず何よりデータをユーザー視点で「活用できる」状態にするため、データの基本モデル及び連携キーを地道に整理しています。これにより、データが蓄積するほど価値が増え、将来的な機械学習等のAI技術適用も容易となる基礎固めができたと考えています。
将来が読みづらい事業環境に際し、外部環境の把握に基づき、信頼できる仲間と試行錯誤を重ねてきました。スモールでも良いので、まずは成果の実装に向けて引き続き取り組んでいきます。

東京電力ホールディングス
経営企画ユニット
ESG推進室
兼DXプロジェクト推進室
高橋 浩之

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