鳩待峠や大清水から尾瀬へと繋がる戸倉ゲートをはじめとし、新潟県や福島県側から尾瀬へ入る道路は、積雪などにより道路の安全な通行が確保できない区間として11月初旬に冬季通行止めとなり、閉鎖期間に入りました。尾瀬は豪雪地で、真冬には5mを超える雪が積もることもあります。今年は11月末時点で、尾瀬周辺に雪が積もり始めました。
今秋は、過去120年あまりで「最も暖かい秋」と言われていました。それでも季節はめぐり、秋が終わり、冬に向かって気温が下がり、霜がおりたり雪が降り始めます。暖かい秋だった影響もあり、今年のこの時期の雪は少なめです。少ないとはいえ、富士見峠付近は辺り一面雪景色に包まれていて、日本の美しい四季を感じさせてくれます。
また、人工的な光が少ない尾瀬では星が良く見えます。尾瀬の麓にあるスキー場などを訪れ、昼はスキーやスノーボード、夜は星空観測を満喫してはいかがでしょう。
富士見田代の池塘
真冬には大きな雪庇(せっぴ)を付ける崖
足跡が全くないアヤメ平ベンチ
アヤメ平池塘、至仏山も雪雲の中
木道が雪道となるアヤメ平
赤城山の右側には富士山の姿も