7月1日、鳩待峠で「至仏山(しぶつさん)」山開きの神事が行われました。
至仏山は、例年「残雪期利用」として4月下旬から5月初旬の2週間ほど、雪山登山客や自然の山を滑るバックカントリースキー・スノーボードを楽しむ入山者に対し一時的に山を開きますが、その後は高山植物の生育を保護するため、登山道は6月30日まで閉鎖となります。
山開き当日はあいにくのお天気で登山者は少なめでしたが、翌7月2日は晴天に恵まれ、たくさんの登山者が「日本百名山」「花の百名山」に選ばれる至仏山の山頂に向かいました。
今年は雪解けが早く、高山植物は例年に比べ早めの開花を迎えました。この時期は、ホソバヒナウスユキソウ、ハクサンイチゲ、アズマシャクナゲ、オゼソウなどが登山者の目を楽しませてくれます。

至仏山登山口

御神木に大麻(おおぬさ)を祀る

ホソバヒナウスユキソウ

ユキワリソウ

ハクサンイチゲ

クモイイカリソウ

アズマシャクナゲ

イワハタザオ