5月下旬の尾瀬ヶ原、花の様子をお伝えします。
今年は雪の少ない冬ではありましたが、5月に入ってからもしばしば雪が降り、下旬になってからも霜の降りる日がありました。
尾瀬ヶ原は今、ミズバショウ以外の花もたくさん見ることができます。
鳩待峠~山ノ鼻~牛首~竜宮十字路~ヨッピ橋~牛首~山ノ鼻~鳩待峠と、ぐるっと回ると、こんな花々に出会えます。
まずは尾瀬の代名詞ともいえるミズバショウのビューポイント、テンマ沢・研究見本園・中田代下ノ大堀。
霜で焼けてしまっているものもありますが、かわいらしい白い姿を見ることができます。
山ノ鼻地区ではミネザクラが咲いていました。
派手さはないですがこの時期が盛りのエンレイソウ。
アジサイに似たオオカメノキは、周りを縁取る装飾花が可愛いらしい。
近年、株数が少しづつ増え始めてきたシラネアオイ。
木道際に小さな黄色い花が目に留まる、オオバキスミレ。
クローバーに似た形の葉を持つ、ミヤマカタバミ。
白と黄色のコンビ、リュウキンカはミズバショウと同じ時期に咲きます。
天気のいい日にしか花を開かない、タテヤマリンドウ。
黄色い花から白い綿に変わり始めた、ワタスゲ。
色とりどりとはまでいかないですが、ハイキングの途中さまざまなで小さな植物を観察することでき、紹介しきれいなかった花もたくさんあります。
尾瀬では草花が蕾を付けて皆さんのお越しをお待ちしています。
テンマ沢
研究見本園
中田代下ノ大堀
ミネザクラ
エンレンソウ
オオカメノキ
シラネアオイ
オオバキスミレ
ミヤマカタバミ
リュウキンカ
タテヤマリンドウ
ワタスゲ