「おぜのさと倶楽部」とは、群馬県片品村にゆかりがあり、持続可能で魅力ある「おぜのさと」を生み出したい、という熱い想いを持った方々の集まりです。
その活動の第一弾として、昨年12月3日に、片品村でのフィールドワークと、倶楽部のロゴ案を考えるワークショップが開催されました。
フィールドワークでは、十二様(じゅうにさま)神社などを巡った後、尾瀬ネイチャーセンターで尾瀬戸倉温泉の民宿の女将さんによるアロマオイル抽出体験が実施されました。尾瀬周辺で採集できるクロモジなどの芳香植物を用いた水蒸気蒸留実験が行われ、抽出されたオイルとアロマウォーター(芳香水)による良い香りが部屋中に広がりました。
続いて、私設博物館である「おぜの山遇楽(やまぐら)」を見学。語り部の松浦和男さんが語る、馬を活用して山小屋への物資運搬などを行う馬方(うまかた)のまとめ役をしていた頃のお話などに、参加したみなさんはとても興味深く耳を傾けていました。
最後のワークショップでは、「おぜのさと倶楽部」のシンボルとなるロゴの案を参加者全員で考えました。ロゴの案は、片品村にある小中学校や尾瀬高校の生徒からも募集されており、ワークショップで考えたものと合わせて選考され、現在は今年度中の発表に向けてデザインの作成が行われています。
大好きな「尾瀬」を、もっと知って、体験して、自分たちの手でより素敵な場所にしたいという「おぜのさと倶楽部」の取り組みに、これからも注目していきます。
「おぜのさと倶楽部」の今後の活動予定は以下にて確認ができます。
群馬県庁のホームページ
https://www.pref.gunma.jp/soshiki/3/
「おぜのさと倶楽部」のFacebook