代表的な水力発電所

世界最大級の揚水式水力発電所「神流川発電所」

神流川発電所は、長野県の南相木村を流れる信濃川水系南相木川の最上流部に上部ダム(南相木ダム)を、群馬県の上野村を流れる利根川水系神流川の最上流部に下部ダム(上野ダム)を設置し、この間の有効落差653mを利用して、単機出力(47万kW)の発電電動機6台により、最大出力282万kW(現在は最大出力94万kW)の純揚水式発電所です。現在、1・2号機が運転を開始しています。

スカイツリーより高い!?落差714メートルの「葛野川発電所」

葛野川発電所は、山梨県甲州市を流れる富士川水系日川の源流部に上部ダム(上日川ダム)を、大月市を流れる相模川水系土室川の中流部に下部ダム(葛野川ダム)を建設し、揚水式発電では日本一を誇る有効落差714mを利用して、単機出力(40万kW)の発電電動機4台により、最大出力160万kW(現在は最大出力120万kW)の発電を行う大容量の揚水式発電所です。現在、1・2・4号機(40万kW)が運転を開始しています。