東京電力フュエル&パワー株式会社火力発電所の配管における寸法成績表の記載内容に関する神鋼メタルプロダクツ株式会社からの報告について
2017年11月2日
東京電力ホールディングス株式会社
当社は、10月13日、神鋼メタルプロダクツ株式会社より、福島第二原子力発電所に納入済みの配管に関して、交付された寸法成績表の一部に不適合がある事実を確認した旨、報告を受けました。
その後、東京電力フュエル&パワー株式会社は、11月2日、神鋼メタルプロダクツ株式会社より、火力発電所に納入済みの配管に関して、交付された寸法成績表の一部に不適切なデータの記入がある事実を確認した旨、報告を受けました。
神鋼メタルプロダクツ株式会社の報告によると、2016年9月1日から2017年8月31日までに作成された寸法成績表について調査を実施したところ、一部の寸法成績表において、配管両端の外径および肉厚の寸法を測定する計画だったものの、実際に測定していたのは配管片側の寸法のみで、もう片側については、測定せずに想定される数値を記載していたとのことです。該当する配管等の詳細は下表のとおりです。
東京電力フュエル&パワー株式会社は、当該配管について定期点検等における定格負荷試験などにおいて強度に問題がないことを確認しており、火力発電所の安全性に問題はありません。
東京電力グループは株式会社神戸製鋼所および神戸製鋼グループ会社の不適切な製品納入有無について確認しているところであり、今後の調査報告を踏まえ、適切に対応してまいります。
以 上
