2017年10月13日
東京電力ホールディングス株式会社

 当社は、本日、神鋼メタルプロダクツ株式会社より、当社福島第二原子力発電所に納入済みの配管に関して、当社に交付された寸法成績表の一部に不適合がある事実を確認した旨、報告を受けました。

 神鋼メタルプロダクツ株式会社の報告によると、2016年9月1日から2017年8月31日までに作成された寸法成績表について調査を実施したところ、一部の寸法成績表において、配管の外径および肉厚について、実際に測定していたのは配管片側の寸法のみだったにも関わらず、もう片側についても、測定せずに想定される数値を記載していたとのことです。
 当該配管は同発電所3号機の残留熱除去機器冷却系において、熱交換器内の交換用チューブとして納入されたものですが、当該配管は交換前の未使用のものであり、現在、同発電所内の倉庫に保管しているため、発電所の安全に問題はございません。

 当社は株式会社神戸製鋼所の不正に関する一連の報道を受けて、当社および元請各社への製品納入に関する調査をお願いしており、今後の報告も踏まえ、適切に対応してまいります。

以 上

 

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