トップページ > リリース・お知らせ一覧 > お知らせ > 2015年 > (コメント)福島第一原子力発電所におけるサブドレン他水処理施設の運用開始について
2015年9月3日
東京電力株式会社
常務執行役
福島第一廃炉推進カンパニー・プレジデント
増田 尚宏
本日、福島第一原子力発電所におけるサブドレンから地下水のくみ上げを開始させていただきました。
汚染水の増加抑制対策の中でも重要な位置づけであるサブドレンの運用開始にあたり、福島県および漁業関係者をはじめ多くの皆さまのご理解をいただいたことにつきまして、あらためて心より感謝申し上げます。
サブドレンの運用にあたりましては、関係各所の皆さまの想いを真摯に受け止め、設備の管理に慎重を期すとともに、運用目標等を厳守してまいります。
サブドレンの運用を開始することで、「汚染源に水を近づけない」対策が大きく前進するとともに海側遮水壁の閉合が可能となり、「汚染水を漏らさない」対策も大きく前進いたします。地下水バイパス、陸側遮水壁、海側遮水壁等の様々な対策とともに、汚染水の「発生」・「流出」のリスクをより一層低下させてまいります。
廃炉・汚染水対策においては、サブドレンを含めた現場での多様な取り組み状況について、福島県民の皆さま、国民の皆さまに広くお知らせするとともに、地域の皆さまの声に真摯に耳を傾け、福島第一原子力発電所の安定と福島の一日も早い復興に向けて全力で取り組んでまいります。
以 上
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