トップページ > リリース・お知らせ一覧 > お知らせ > 2014年 > 富士電機株式会社が発売する高機能積算線量計「DOSEe nano」に関する当社コメントについて
平成26年2月24日
東京電力株式会社
福島復興本社
東北地方太平洋沖地震に伴う、当社福島第一原子力発電所および福島第二原子力発電所の事故(以下、「当社事故」)により、発電所周辺地域の皆さまをはじめ、広く社会の皆さまに大変なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、改めて心よりお詫び申し上げます。
本日、富士電機株式会社より、高機能積算線量計「DOSEe nano」の販売開始についてプレスリリースされました。
当社は、当社事故により避難されている方々の早期のご帰還に向け、少しでもお役に立てるよう、平成25年1月から、放射線による被ばくの影響を判断する上で重要となる個人の被ばく線量を、より正確に把握するための計測手法について、検討してまいりました。
その検討過程において、個人の一日の行動と被ばく線量の関係を詳細に分析するため、富士電機株式会社にご協力いただきながら、1分毎のナノシーベルト(マイクロシーベルトの1000分の1)単位の計測や電池の長寿命化など、個人線量計の改良を行ってまいりました。
今回、富士電機株式会社が発売する新しい個人線量計には、これらの機能が搭載されており、当社としても、より使いやすく詳細な線量管理が可能になるものと考えております。
当社は、今後も、皆さまの安心につながる情報の提供や被ばく線量の低減に役立つ提案に向けたさまざまな技術検討を継続して実施してまいります。
<富士電機株式会社プレスリリース掲載先>
http://www.fujielectric.co.jp/about/news/detail/2014/20140224140038854.html
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.