トップページ > リリース・お知らせ一覧 > お知らせ > 2013年 > 平成25年4月4日付時事通信および4月5日朝日新聞37面「共用プールから核燃料移送開始 福島第一原発」について
平成25年4月5日
東京電力株式会社
平成25年4月4日付時事通信および4月5日の朝日新聞37面に「4日、福島第一原発の共用プール内で保管していた使用済み核燃料を乾式キャスクと呼ばれる専用の容器に入れ、原発構内の仮保管設備に移した」という内容の記事が掲載されておりますが、事実関係は以下の通りです。
平成25年4月4日に共用プールから乾式キャスク仮保管設備へ輸送した乾式キャスクに入っている使用済燃料は、東北地方太平洋沖地震前から共用プール内に保管されていたものではありません。
この度、輸送を行った使用済燃料入りの乾式キャスクは、福島第一原子力発電所の敷地内にあるキャスク保管建屋に保管されていたもので、同建屋が津波により浸水したため、共用プールにて点検を行っていたものです。
点検の結果、問題がないことを確認したため、この乾式キャスクを共用プールから乾式キャスク仮保管設備へ輸送しました。
今後、同様にキャスク保管建屋に保管している乾式キャスクについても、順次、共用プールにて点検を行い、問題ないことが確認でき次第、キャスク仮保管設備へ輸送していく予定です。
以 上
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