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プレスリリース

福島第一原子力発電所6号機シュラウド等の点検終了について

平成15年11月4日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所
 
 当所6号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)は、9月30日から第18回定期検査を実施しております。(9月29日お知らせ済
 
 この定期検査においては、シュラウドの健全性を確認するため、10月18日よりシュラウドの溶接線について水中カメラ*1を用いた目視点検を実施してまいりましたが、昨日までに、目視可能な全ての溶接線の調査を終了いたしました。
 その結果、ひびは確認されませんでした。
 
 また、GE社から指摘のあったジェットポンプ*2センシングライン*3については、ジェットポンプの機能に影響を与えるものではありませんが、念のため、目視点検を併せて行った結果、確認されていた状況に変化はありませんでした。
 
以 上

*1  点検に使用している水中カメラは、10~30cm離れた距離から直径1/1000インチ(25.4/1000mm)のワイヤが識別できる程度の精度を持つものです。
*2 ジェットポンプ
 原子炉冷却材再循環ポンプからの水を原子炉に導き、ノズル部から周囲の水を吸い込み、原子炉冷却材再循環ポンプ流量以上の冷却水を炉心に供給する装置。
*3 センシングライン
 ジェットポンプの流量を計測するための配管で各ジェットポンプディフューザに設置。

<参考図>
 6号機 シュラウド展開図(21kB)
 ジェットポンプセンシングラインの概要図(29kB)

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