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3号機主変圧器内部の監視強化の状況について
 当所3号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロワット)につきましては、主変圧器絶縁油の油中ガス分析において、可燃性ガスの増加が見られたため、絶縁油の油中ガス分析頻度を週2回に増やし、監視強化を図ってまいりました。(平成16年4月28日お知らせ済み

 その後、4月28日に採取した絶縁油のガス分析の結果、本日、エチレンガス濃度は114ppm、可燃性ガスの総量は503ppm(増加量は54ppm/月)、またアセチレンガス濃度は0.28ppmであることを確認いたしました。

 今回の分析結果は、当所で定めた当該主変圧器の内部点検を実施する判断の目安値に対して裕度はありますが、可燃性ガス総量が引き続き増加傾向にあり、今後も監視強化を継続してまいります。
 なお、今後の油中ガスの分析の結果、点検実施判断の目安値を超えた場合には、総合的に判断した上で、当該主変圧器を点検するためプラントを停止することとしております。

以 上
 

* 当該主変圧器の内部点検実施判断の目安値(以下の3項目のいずれかに該当した場合)
 ・アセチレンガス濃度が5ppm以上
 ・エチレンガス濃度が100ppm以上、かつ可燃性ガス総量が700ppm以上
 ・エチレンガス濃度が100ppm以上、かつ可燃性ガス総量の増加量が70ppm/月以上

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