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福島第一原子力発電所1号機の「原子炉格納容器内
基準容器外観点検」について

 福島第一原子力発電所1号機は「原子炉格納容器漏えい率検査に係わる問題」について、原子力安全・保安員より、1年間の運転停止処分などのお話しを承りました。この事態に鑑み、同1号機の原子炉格納容器漏えい率検査を公開の形で実施することとしております(検査スケジュールはこちらから)。

 今回、同検査の準備作業の一つである「基準容器の外観点検」を実施しました。この点検は、原子炉格納容器内に設置されている「基準容器」の外観に異常がないことを、目視にて確認・点検するものです。

 なお、この外観点検結果については、異常ありませんでした。


 
通常は右側の画像のようにカバーがされていますが、今回は点検のためカバーを外しました。
基準容器を丹念に、目視点検を実施しました。

基準容器の大きさは外径22mm~55mmと細長いものです。

参考にPHSと大きさを比較してみました。


(質問)原子炉格納容器とは?

(答え)原子炉格納容器は、事故時に放射性物質が外に放出されることを防止するための密閉した容器であり、原子炉圧力容器などを包み込んでいます


(質問)原子炉格納容器漏えい検査とは?

(答え)原子炉格納容器内に設置された基準容器と原子炉格納容器の圧力差を測定し、その圧力差から漏えい量を算出する検査です。
漏えい率試験の概要はこちらから)


(質問)基準容器とは?

(答え)漏えい率検査に使用する気密性の高い、漏えいのない容器。
基準容器の概要はこちらから)

以 上

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