プレスリリース 1999年

柏崎刈羽原子力発電所7号機の原子炉手動停止について



                                                        平成11年7月28日
                                                        東京電力株式会社

 当社柏崎刈羽原子力発電所7号機(改良型沸騰水型、定格出力135万6千キロワ
ット)は、定格出力にて運転中のところ、本日午前2時11分、10台ある原子炉冷
却材再循環ポンプ(RIP)の内の1台が停止しましたが、プラントは残り9台
のポンプにて定格出力で安定に運転継続しております。
 現在、停止原因について調査を行っておりますが、原子炉格納容器内の当該ポ
ンプ駆動用電動機又はこれに至るケーブル等において電気的な異常が生じている
ことが認められました。
 このため、詳細に調査・点検を実施することとし、本日午後1時頃より原子炉
の手動停止を開始することとしました。
 これによる外部への放射能の影響はありません。
 また、非常用炉心冷却系(ECCS)の作動はありません。
 資源エネルギー庁による国際原子力事象評価尺度(INES)の暫定評価では、
0-とされております。
    
                                    以 上



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